「犬」の存在

家までの帰り道、住宅街の見通しの悪いカクカクした細い道を歩いていたら、20代と思われる女性がウ○コを拾っている姿を目にした。その傍らには犬。

当然、見た瞬間に犬の散歩なんだなということは理解できた。と同時に、犬の存在ってすごく大きいなとも思った。

僕の頭の中には、「ウ○コを拾う女性」+「犬」= 0という数式が浮かんでいた。

「ウ○コを拾う女性」は、それだけを切り取れば、相当なマイナスな状況だ。そんな人に道で出くわしたら、「うわっ!?」と思って距離をとってしまうだろう。

でも「犬」はそのマイナスを完全に補ってくれる。下手したらプラスにすらなる。

そう考えると、「犬」の存在ってすごいなと思ってしまったのだ。

ただ、それだけ。