僕の成分

本当のことだけを書いているのだけれども、ブログ全体を通してみると自分はこんなにちゃんとした人間ではないんだよな、と思ってしまうことがある。

病気に対しては、自分なりにうまく向き合って対処したように思えるが、病気以外のことに対しては、全然うまく対処できていない。

このブログのメインは病気体験談なので、うまく向き合えたその部分だけを書いていることになる。結果、体験談だけを読み返してみると、自分ってこんなにちゃんとしていたっけ?となってしまうのだ。

病気以外のことについても病気の時と同じように対処できればいいと思うんだけど、なぜかそれができない。追い込まれないとできないタイプなのかもしれない。

そういえば、夏休みの宿題なども一回も計画通りに勧められたことがなかった。夏休みの終わりにギリギリで済ませていた。受験勉強の時も、計画はちゃんと立てるのだが、その通りにいったことは一度もない。

その一方で、高校受験も大学受験も試験当日は全く緊張せずに、合格するに決まっていると思って試験を受けていたりした。そう言えば、手術当日も全然緊張していなかった。それと似ている。

適当な99%と集中している1%、これが僕の成分なのかもしれない。

ずっとそうなのだから、これが自分だと割り切れればいいのだけれど、ちゃんと集中できている1%の体験を引きずってしまって残りの部分をなかなか受け入れられないのが悩みだ。