「やまない雨はない」に共感できない自分

歌詞などでよく「やまない雨はない」とか「明けない夜はない」といった言葉を目にします。これらは多くの人に共感を得る言葉だとは思います。でも、そういった言葉に共感できない自分がいます。

2008年に父を亡くし、これ以上底はないだろうと思っていた矢先、今度は自分が脳腫瘍を告げられました。悪いことがあった先には良いことが待っているのかと思っていましたが、底だと思っていたところからさらに叩き落とされることがあるのを経験しました。

その後、手術を受けて生き長らえたものの、少しだけど腫瘍は残っているし、今のところ病気が完治するということもありません。病気が治ることを「晴れ」だとしたら、僕の人生は「やまない雨」のままってことになります。

だからと言って、自分の人生を悲観しているわけではありません。それらの言葉にしっくりきていないだけです。代わりに僕の考えをあらわすしっくりくる言葉が、僕が好きな伊坂幸太郎の「あるキング」という小説の一節にありました。

どうにもならないことを鬱々と悩み、天気予報に一喜一憂するくらいであれば、どんな天気であっても受け入れて、雨が降れば傘を差し、晴れたら薄着をしていこう、と構えているほうがよほどいい

雨が降れば傘を差すというのは、今やれることをやる、ということだと思います。そうやって今やれることを積み重ねて行けば、納得のいく人生が送れるようになるんじゃないかなと考えています。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

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