どうやったら不安な気持ちを抑えられるかを考える

病気との戦いの中には不安との戦いも含まれます。僕自身に脳腫瘍という病気が見つかってから、どうすれば不安を抑えることができるのかを常に考え続けてきました。

おそらく、こうすれば大丈夫という対策は世の中に存在しません。ただ、こうすれば不安が少しは抑えられるという対処法が僕の中に3つあります。それは「深呼吸」「頭をクリアにすること」「没頭」です。

まずは、深呼吸。これは、単純に深呼吸すればリラックスできるからというだけの理由ではありません。どちらかというと、不安になると呼吸が浅くなるので、それを防ぎたいという考えの方が強いです。

僕の実感として「不安になると呼吸が浅くなる」し「呼吸が浅いと不安が増す」というのがあります。不安が強くなる時はこの負のループに入ってしまっていると感じることが多いです。なので、この負のループを断ち切るために意図的に呼吸を深くするということをしています。

次に、頭をクリアにすること。不安なときは、いろいろと頭の中で考え過ぎてしまいがちです。そんな時には、頭の中で考えていることを一旦外に吐き出すようにしています。紙に書くでもいいし、パソコンのメモ帳を開いてそこに書き出すでもいいです。書き出してしまえば、頭の中に留めておく必要がないので、だんだんと頭の中がクリアになっていきます。

また、そういうことをしているうちに次第に考えがまとまってきたり、次に何をしないといけないかがはっきりしてきたりもします。そうすると視界がひらけてきて、自然と不安が解消されていることも多いです。

最後に、没頭。これは、このブログに度々登場する僕の好きな言葉「ネガティブをつぶすのは、ポジティブじゃなくて没頭だ」からきています。余計なことを考えない(考えられない)状況にすることで不安を取り除くようにしています。

具体的に何をするかと言うと、1つ目の深呼吸ともつながるが、僕の場合は瞑想することが多いです。呼吸に集中することで、できるだけ「無」の状態に近づけるようにします。頭がクリアになるという意味では2つ目と同じかもしれません。

この3つに共通するのは、精神論ではないということです。考え方を変えるとか、気にしないようにするとか、大丈夫だと言い聞かせるとか、そういうのは僕に向いていないのからなのか、やってみても効果がありませんでした。不安とかの気持ちの問題は、行動(深呼吸、書き出すこと、瞑想)によって対処するというのが僕に合ったやり方なのだと思いました。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

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