【31】入院前PCR検査など

2020年5月に脳腫瘍の再発が発覚しました。そのための手術を10月21日に行う予定です。先日、入院前のPCR検査と手術の説明を受けてきました。これであとは入院を待つばかりです。

PCR検査場は僕にとって懐かしい場所にありました。それは5年前に手術を受けた手術室と同じフロアにありました。

5年前、その扉の中に入っていったときのことは今でもはっきりと覚えています。緊張するかと思いましたが意外と冷静でいられたことには驚きました。

今回は手術室を横目に通り過ぎた先に検査場所がありました。受付を済ませると、もともと病室だったと思われる部屋に案内されました。部屋にポツンと置かれた椅子に座って待っていると防護服をきた人が入ってきました。

「マスクをとって上を向いてくださ〜い」と言われたので上を向くと、長い綿棒のようなものをそんなに奥まで入る?ってくらいに鼻にズボッと入れられました。これが地味に痛かったです。

結果が陽性だったら次の日に連絡するということだったのですけど、連絡がないということは陰性だったということでしょう、たぶん(以前診断書の送付を依頼したのに届かなくて直接受け取りに行ったということがあったりしたので、事務系には若干の不信感あり)。

検査の後は、家族も立ち会って手術についての説明を受けました。

今回は前回と違って全身麻酔で手術をする予定です。今回再発した腫瘍の場所であれば全身麻酔で手術するという選択もありということだったのでそうしました。覚醒下での手術は精神的にキツそうだということも全身麻酔にした理由です。

あと、全身麻酔か覚醒下かというのは麻酔科の先生の意見も反映されるのですが、麻酔科の先生も全身麻酔を選択した方が良いという判断だったみたいです。

あとは手術のリスクの説明もありました。5年前と同程度の半身麻痺と高次脳機能障害が起こりそうって話だったり、出血、感染症など手術にともなう合併症についての話などがありました。

半身麻痺と脳機能障害については、術後に機能低下が起きても前回と同様にリハビリで回復させるということになりそうです。2,3年くらいかけてまたリハビリすることになるのかな。

ちなみに表情筋はまだ動かすと違和感が残っている状態なんだけど、どの程度まで回復できるのだろう?現状くらいまで回復できるのだろうかというのがちょっと心配です。

とはいえ先のことを考えても仕方がないので、とにかく目の前にあることを一つ一つこなしていくしかないですね。厳しいですが頑張りたいと思います。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

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