歩く

日本人と欧米人では歩き方が異なるらしい。しかも単に異なるだけでなく日本人の歩き方はヘタなのだそうだ。

以前、日本人と欧米人の歩き方の比較として各国の首脳が並んで歩いている写真(動画だったかな?)を見たのだが、そこにいた日本の首相の歩き方はたしかに格好悪かった。

日本人の歩き方というのは、後ろ足に重心を残しながら前足を投げ出すように前に出して、かかとから着地するというのが特徴らしい。あと膝も曲がっていて腰の位置が低く足が短く見えるのだそうだ。これではいかにも格好悪い。

さらには格好悪いだけでなく膝や腰への負担も大きく効率が悪い歩き方でもあるらしい。足を前に投げ出すようにすると体の前に足を着くことになる。体の前に足をつくと地面から後ろ向きの力を受けるのでブレーキがかかってしまう。ブレーキをかけながら前に進むといった歩き方になっているのだ。

一方、欧米人はまず後ろ足と地面が接地している箇所を支点にして重心を前に倒す。そのままだと倒れてしまうので体を支えるように前足を体の真下付近につく。こうすると体と前足が一直線になりすらっとしていて格好いい。あと足を体の真下についているのでブレーキがかからずエネルギーのロスなく前に進むこともできる。

小さくて見づらいかもしれないけどこんなイメージ

1度目の手術の前、僕はよく歩いていた。ちょっと遊びに出かけた帰りなど、電車に乗らず5km,10kmくらい歩いて帰ったりしていた。でも術後はだんだんと歩かなくなってしまった。ふらつく感じもあって長い距離を歩くのに不安を感じるようになった。

2度目の手術後はコロナ禍だったのであまり外出できず、さらには抗がん剤治療も始まってよけいに外に出る気力も削がれてしまった。そんな感じで散歩をする習慣が完全になくなっていった。そのせいで今では体力もかなり落ちてしまった。

このままではよくない。せっかくなので歩き方から改善して、また散歩を楽しめるよう体力と気力を身に着けたいなと思う。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

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