2015年7月、僕は脳腫瘍の覚醒下手術を受けるために東京女子医大に入院していました。
手術を受ける数日前のことです。夕食を食べ終えて消灯までのつかの間のリラックスタイムに、病室で、当時気に入っていたテレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?」という番組を観ていました。
その番組は、終電を逃した人に、タクシー代を払う代わりに家までついて行って話を聞くドキュメンタリーバラエティ番組です。
インタビューを受ける人は当然一般の人なのですが、それぞれの人が興味深いエピソードを持っていて、観ていてとても面白いです。普通そうに見える周りの人にも、いろんな人生があり、普通なんてないんだなということがよくわかります。
その時観た回には、奇抜な格好をした40代くらいの女性が登場しました。話を聞けば、脳外科医でファッションデザイナーだということでした。(キャラ渋滞!しかも、後に調べたら同学年でした)
ちなみに、その人の著書がありました。↓こんな人です。
脳外科に入院している時に観た回で、脳外科医が登場したことにちょっとビックリしました。あと、数日後に脳外科医に執刀してもらう僕としては、申し訳ないですけど、もしこんな人が執刀医だったらちょっと不安だなと思ったりもしました。
ただ、その人は見た目はすごくインパクトがあって変わっている人だなと思いましたが、自分の人生を謳歌している感じが、人としてとても羨ましく思いました。
このブログ内で、僕は納得のいく人生を送ることが目標だと何度か書いたことがあります。こういった人を見ると、周りに惑わされることなく自分の人生を突き進んでいる気がして、とてもいいなと思います。
テレビを観ながら、これから控える手術を無事終えることができたら、今よりももっと自分の道を強く進んでいけたらいいなと思ったことを覚えています。
あれから3年くらい経過しましたが、なかなか納得行く人生を送れている状態とはいきません。どうやって行けばいいのか、まだまだ試行錯誤が続きそうです。