ハナレグミの「きみはぼくのともだち」を聴くと涙が出そうになる。
ハナレグミの優しい声も歌詞も、とてもグッとくるものがある。特に2番の歌詞が僕は好きだ。
誰にも 頼らないで ひとりきりで 生きている君は
本当を探し続けるうちに 遠くまで来たんだね
ああ そばにいるよ 小さなあかりともして
ああ そばにいるよ 君は僕のともだち
つい自分自身をこの歌詞の中に登場する「きみ」に投影してしまう自分がいる。
脳腫瘍が見つかってから約15年。最初は絶望の底に落とされた気分だったが一歩ずつ歩を進めてなんとか今にたどり着いた。
手術を決断するときには、自分自身が一番納得できる方法は何か何度も自分に問いかけて決断したりもした。支えてくれる人が周りにいたとしてもやはり最終的には自分自身で乗り越えないといけないものだと感じさせられた。
まだまだこの先長い道のりがありそうだけど、後ろを振り返ると随分と長い間病気を抱えながらも遠くまで進んでこられたなと思う。
一方でこのブログが誰かにとっての「あかり」になっているといいなとも思う。僕が病気の経験をシェアし始めて7年くらい経つ。同じ病気の人がこのブログを読んで少しでも不安を減らせられたらと続けてきた。
最近は、幸いなことに治療後の経過観察期間で病状自体は安定しているけど、気分が上向かないせいかブログを書くモチベーションが落ち気味。そういったせいもあってブログの更新は滞っているが、細々とでも続けられたらなと思う。
最後に「きみはぼくのともだち」のライブ映像でも乗せておきます。公式のこの映像だと1番の部分しか聴けないので、僕の好きな2番のところも含めフルで聴きたい人はSpotifyとか何かで聴いてみてください。
この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。
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