【45】抗がん剤治療中の血液検査結果推移

脳腫瘍の再発により2021年1月から抗がん剤治療を行なってきましたが、先日無事に治療を終えることができましたので、この記事では抗がん剤治療期間中の血液検査結果の推移をお見せしたいと思います。

今回僕が使用した抗がん剤はANCU(ニドラン)というものだったのですが、この薬は使用すると白血球、赤血球、血小板の数が減少します。これらは日にちが経つと回復するのですが、十分に回復し切らないと治療が行えません。

回復までには約2ヶ月かかるので毎月血液検査を行い基本的には2ヶ月に一度、場合によっては3ヶ月に一度の間隔で治療を行なっていくことになります。

ではまずは白血球から。折線(青)が白血球の値の変化を表しています。上下の線は健康診断などで見られる基準値の上限(赤)と下限(黄)です。説明では白血球は6週間下がりその後回復ということでした。2ヶ月おきに治療なので回復期間が足りず、だんだんと右肩下がりになる傾向が見られました。

白血球数

次は赤血球。もともと値が高かったこともあってか基準値を下回ることは少なかったですが、だいぶ下限値に近いところまで下がっていました。

赤血球数

最後に血小板。血小板は4週間で値が下がってその後回復すると言われていましたが、だいたいその通りになりました。

血小板数

ちなみにラスト3回は2021年11月、2022年2月、2022年5月と3ヶ月間隔でおこなっているので、グラフの傾向がそれ以前に比べてちょっとだけ変化しています。血液検査は2022年8月まで行いました。

人によって回復具合とかは変わってくるとは思いますが、同じ治療をした場合はおおよそこのような傾向になるんじゃないかなと思います。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

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