【40】今後の治療方針を決める

2015年に東京女子医大にて脳腫瘍の手術を行い経過観察を続けていましたが、2020年5月に再発(G2乏突起膠腫)が発覚し10月に再手術を受けて11月に無事退院することができました。この記事では、退院後の治療方針について書きたいと思います。

治療の選択肢

今後の治療をする上で決めないといけないことは2つありました。1つ目は放射線治療の有無、2つ目は化学治療で使う抗がん剤の種類をニドランにするかテモダールにするかです。先生からはこれらのメリットデメリットについての説明がありました。

まずは放射線。先生からは、積極的に腫瘍を叩くのであれば放射線治療を行うのも一つの手だと言われました。手術で腫瘍を摘出して、さらに放射線治療を行うことで残りの腫瘍を減らしていこうということです。

放射線のデメリットとして言われたのは、放射線治療をした後に再発すると腫瘍がちょっとやっかいなものになることがあるそうです。あとは、ここで放射線のカードを切ると次は使えないというのもありました。放射線は照射量に限度があると聞いたことがあるので、そういったことが関わってくるのかなと思います。

次に化学治療。ニドランとテモダールの優劣は専門家で意見が分かれるところなのだそうです。グレード3の場合はテモダールって決まっていたので、意見が分かれるのはグレード2の場合のことなのかなと思います。

あと、仮にもう一度再発して再度抗がん剤を使うことになった時、ニドラン→テモダールはアリだけど、テモダール→ニドランはイマイチだということでした。

ちなみにテモダール→テモダールについては聞いていなかったですが、一度テモダールを使って再発したのにもう一度テモダールといのはちょっと治療の期待が薄い気がするのでそのパターンもイマイチなのかなと思ったりします。そもそもそういう選択肢があるのかどうかもよくわかっていませんけど。

副作用については、一般的にニドランの方が自覚症状(便秘とか吐き気とか)が少ない代わりに血液の数値(白血球や血小板などの数)が下がりやすいらしいです。逆にテモダールは自覚症状が起きやすいということでした。

ニドランは点滴と一緒に血液に流し込むから血液の数値が下がりやすく、テモダールは経口薬で胃から吸収させるので胃腸の調子が悪くなりやすいのだそうです。

僕の今後の治療方針

こういった情報をもとに今後の治療方針を決めることになったのですが、結論としては、僕の場合は放射線は無しで抗がん剤はニドランを使用するということにしました。

以前の主治医だったM先生にも言われたのですが、治療は加えれば加えるほどよいというものではなく、放射線にしても抗がん剤にしてもそれなりのダメージがあることを考えないといけません。シンプルに必要最小限の治療を行うことが重要だということです。

あとは、できるだけ手段を残しておくという考えもあります。例えば、放射線はグレードが3になってしまった時のために取っておくといった感じです。

そういった考えのもとに前回の時は手術だけにしたのですが、それで再発してしまったので今回の治療では手術に抗がん剤(ニドラン)だけを加えることにしました。放射線については使わないでおくことにしました。僕としては今回の治療を最後に再発せずに済むと嬉しいなと思います。

ただ、治療はあくまで僕の目標である納得いく人生を送ること(僕なりの病気に負けない人生の送りかた)を達成するための手段です。治療の方に意識が囚われ過ぎないように気をつけながら、この目標が叶うようにこれからも頑張っていきたいです。

注意)治療の選択の過程を示すためにいつもより医学的な情報を書いてしまっていますが、ここに書いてあるのはあくまで現時点での僕の認識です。治療を選択する際はちゃんと医師からの説明を聞いた上でご自身の考えのもとに選択してください(これ重要)。

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

Twitter(のんびりいきる)もやっています。もしよろしければフォローお願いします。

当サイトを応援してくださるかたは、下のボタンを押して頂けるとうれしいです。ブログランキングに反映されます。(注:ボタンを押すと別ウィンドウでランキングページが開きます)

にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ
にほんブログ村


闘病記ランキング

Scroll Up