以前の記事(【23】主治医が変わる)で、今まで担当してくれていたM先生が大学病院を辞めるという話をしました。2月の時の診察では、今回の5月の診察で主治医が決まるという話だったので、誰になるのだろうかとちょっとドキドキしていました。
今回の診察はとりあえずM先生(もともと主治医だったM先生とは別の先生)に診てもらうということになっていました。そこで先生に僕の主治医は誰になるんですか?と質問したところ「チームで診ていくから」という予想外の回答が返ってきました。
正直言うと、今もちゃんとはわかっていないのですが、具体的に誰が主治医とか決めないってことなのかな?と解釈しました。多くの患者を抱えていたM先生が抜けたので、やり方を変えたのかもしれません。
実際、今回の診察はM先生とS先生の二人(1日に2回診察を受けた)でした。これは僕にとって初のパターンです。
今回の僕のように重要な局面を迎えた(詳しくはこちらの記事を読んでください)患者は医者に多くのことを聞きたいものです。ただ、僕が多くの時間を使うと他の患者さんの診察が滞ってしまいます。かといって他の患者さんのことを気にするあまり十分に話が聞けないのも僕としては困ります。
そういった人のために病院側はもう一人の医師に話を聞く機会を用意することにしたのかなと思いました。先に診察してくれたM先生も色々な先生の意見を聞いた方がいいからと言っていましたし。
確かに、二人の先生から話を聞くことができて僕もだいぶ納得感が得られたと思います。簡易的なセカンドオピニオンといった感じで、一人の先生から長く話を聞くよりも良かった気がします。同じ質問をしても先生によって違う角度から回答してくれたりするので、より理解が深まったと思います。
ちなみに次回も二人の先生の診察が予定されています。もしかしたら、今回のような重要な局面では複数の先生に診察してもらうようにして、薬をもらうだけみたいな状況になったら若手の先生に診察してもらうってことになるのかもしれません。そうやって分担して効率的に診察していこうということなのかなと思いました(あくまで推測ですが)。
以前の主治医であるM先生は多くの患者を抱えていて待ち時間が長いのが難点だったので、新しいやりかたは効率的で良いことかもしれないと思いました。