主治医におすすめされた映画(ブリッジ・オブ・スパイ)

ある日の診察で、主治医のM先生と「後悔しないように生きるには」というテーマで話をしていた時のことです。話の細かい経緯は忘れてしまいましたが、映画に出てくるセリフがオススメなんだけど観ればわかるよ、とだけ言ってブリッジ・オブ・スパイという映画を紹介してくれました。どんなセリフなんだろうかと凄く気になったので、映画を観てみることにしました。

ブリッジ・オブ・スパイとは

1960年頃の冷戦時代に実際に起きたU2撃墜事件に基づいた物語です。ソ連に捕まったアメリカの軍人とアメリカに捕まっていたソ連のスパイとの交換をストーリーの軸とした、その交渉に立つ一人の弁護士にまつわるヒューマンサスペンスです。監督はスティーブン・スピルバーグでアカデミー賞にも6部門ノミネートされたことで話題にもなりました。

個人的には、主人公である弁護士(トム・ハンクス)が信念に基づいて難解な仕事をこなしていく様は、ビジネスパーソンが観たら多くの影響を受けそうだなと思いました。あと、アカデミー賞助演男優賞を獲得したソ連のスパイ役(マーク・ライランス)のキャラクターは味があってとても印象的でした。

劇中に登場するオススメのセリフ

先生に言われたオススメのセリフは、映画を観たらすぐにわかりました。特徴的だったのもありますし、劇中で何度も登場したからです。あとは、いかにも先生が勧めそうなセリフでもありました。

主人公「不安はないのか?」
スパイ「それは役に立つのか?」

スパイが「不安はない」と言わずに、「それは役に立つのか」という言い方をするのが良かったです。役に立つのかと聞き返す方が、スパイとして任務を遂行するために余計な感情に惑わされないブレない感じや、自分はただやるべきことをやるだけというような芯の強さがある感じなど、キャラクターの特徴がこのセリフで表されているように思いました。

この映画は、最初に言った通り「後悔しないように生きるためには」という事を話している時に勧められたものです。余計な感情に惑わされない、やるべきことをやるといった事は、確かに、後悔しないように生きるためには必要な要素だなと思いました。僕自身、そんなに強くいられるか自信はありませんが、何かで不安に駆られそうになった時、自分自身に「それは役に立つのか?」と問いかけるようにしようかなと思います。

ブリッジ・オブ・スパイ (字幕版)

 

この記事は個人の体験に基づいて書いたものです。病状などは人それぞれ異なるものなので、気になることがあったら必ず、主治医に確認してください。本ページについてご質問等ありましたらお問い合わせページからお願いします。

X(Twitter)もやっています。もしよろしければフォローお願いします。(のんびりいきるTwitter

当サイトを応援してくださるかたは、下のボタンを押して頂けるとうれしいです。ブログランキングに反映されます。(注:ボタンを押すと別ウィンドウでランキングページが開きます)

にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ
にほんブログ村


闘病記ランキング